わが家ではコシヒカリとこしいぶきを育てています。
コシヒカリは減農薬栽培を「みのる米」、自然栽培米を「このおこめどうじょ」と名前を付けて販売しています。
みのる米は農薬をなるべく使わずに育てた、収量より食味重視、安価、安心をモットーに育てているコシヒカリです。
農薬は除草剤のみ3成分、農薬をなるべく減らして、除草に手間をかけ過ぎない。
私達もこれならお客様に食べて欲しい!と自信を持って育てています。
なぜ「みのる米」なのかというと、父の名が「みのる」ということで「みのる米」です。「いっぱい実る」の思いが込められているんじゃないんだ。。と思いでしょう。
もともと、私たちが農家になる前から、父の育てているお米をネットショップで販売しておりました。その名残なのですが、その育てていたお米がおいしかった。ネットショップを初めて2年目の食味検査で99点をとったときは本当驚きました。
今は夫のハルヒコがお米を育てておりますが、私達もおいしいお米を育てていけるよう、この「みのる米」名前はもう少しこのままで。
肥料も農薬も使わないで、植物の自然な力で育てていく自然栽培。
私たちはこの栽培方法に惚れて、農家になりました。
失敗してばかりだけど、失敗しないと分からない、新たな発見が面白くて。。
「このおこめどうじょ」は自然栽培を始めて2年目の頃、水草だらけの田んぼにドジョウが沢山いて、そのまま思いつくままに名をつけました。
田んぼの水草はかわいくて綺麗で、よく見るといろんな小さな生き物がたくさんいて、とても気持ちがいくて面白いです。
失敗を繰り返すうちに、水草や生き物をかわいがり過ぎるとお米がとれない事も分かってきたのですが、私たちなりのちょうどいい塩梅で、どじょうと仲良く育っていけたらなと思っています。
2023.6.6 第12号ふな農新聞を掲載しました。偶然にも最後に掲載した第5号が3年前の同じ日に書いていました!!あれからあっという間に3年もたっているなんて、びっくりです!!掲載していない間の新聞も続けて載せていきます!よかったら読んでください~。